一般的に工場では家庭と比べて大量の電気を使うことが多く、どうしても電気代も高くなってしまいます。
なんとか電気代を削減したいと考える経営者の方も多いと思うのですが、電気代を平均以下にまで削減する方法はあるのでしょうか?
ここでは工場の電気代の計算方法をはじめ電気代を節約する方法などを紹介していきます。
平均以下の電気代を目指して、効率よく電気代の削減を行っていきましょう。

工場の電気代の計算方法とは?

まずは工場でかかる電気代の計算方法を把握しておきましょう。
計算方法がわかれば、自分で毎月の電気代を計算し、具体的な数字で把握することも可能になります。
電気代の計算式は、基本料金+従量料金×使用電力量-各種割引で計算できます。
基本料金は数字を当てはめるだけで良いので問題ありませんが、従量料金が複雑で少し覚えづらいかもしれません。
従量料金というのは、電力量単価に燃料費調整単価を加え、さらに再生可能エネルギー発電促進賦課金単価を加えたものを指します。
それぞれを調べ、合計することで従量料金がわかる形です。
さらに工場ごとの使用電力量を掛ければ電気代が判明します。
なんらかの割引が適用される場合は、その電気代から割引分をマイナスして最終的な毎月の電気代が計算できます。
この式さえ覚えてしまえば自分でも電気代を計算できるようになり、電気代の削減や節約を目指す時に役立つでしょう。
また工場では基本的に実量値契約という制度が採用されていることも覚えておく必要があります。
実量値契約というのは、1年間の中で最大の需要電力を契約電力とするという仕組みです。
例えば夏場の8月にエアコンをフル稼働させたりして、最大100kWの電力を使ったとしましょう。
他の11ヶ月では平均70kWの電力を使ったとすると、8月の100kWが最大なのでこの数字を基準にして契約電力が決まるわけです。
つまり、ある月だけ多くの電気を使用してしまうと、それに合わせて基本料金が高くなってしまうのです。
工場の電気代を削減するには、実量値契約のことを意識することも大切なポイントとなります。

電気代節約のためには何ができる?

では、電気代を節約するためにどんなことをするのが良いのでしょうか?
実量値契約のことを考慮すると、まず考えたいのが、同時に多くの電気を使用することを避ける方法です。
毎月の最大使用電力量によって基本料金が上下しますので、なるべく同じタイミングではなく、別々なタイミングで電気を使用するよう心がけるだけでも電気代の節約になります。
実量値計算は30分ごとの平均電力量で計算されていますので、30分単位で電気を使用するタイミングを変えると効果的です。
他にも、細かいことからコツコツとやっていくことが大切で、例えば工場内の照明をすべてLEDに替えるのも良い方法です。
照明を替えるための費用が発生してしまいますが、LEDで電気代を削減できれば、長い目で見た時にお得です。
いずれにしても照明は切れたら替えなければならないので、そこは必要経費と考えるべきでしょう。
エアコンを適切な設定温度にするのも節約の方法です。
夏場は28度くらいに設定すると、暑すぎずそれでいて電気代も最小限に抑えられます。
体のことを考えて、必要ならさらに下げることも大切ですが、要は必要以上に温度設定を下げないことがポイントです。

キュービクル導入で電気代の削減に!

工場で電気代の削減を目指すなら、キュービクルの導入も1つの方法です。
そもそも、高圧電力契約を結んでいる場合は、6,600Vの電気を引き込むことになるため、キュービクルの設置が必要となるわけですが、そのキュービクルを活用することで電気代の削減が可能なのです。
キュービクルにもさまざまな種類がありますが、最近は機能も優れていて、キュービクルに搭載される機能を使うことで電気代の節約も目指せるようになっています。
例えばキュービクルの種類によっては、電気の使用状況が簡単に把握できるメーターが付いていたり、電気の使用量をあらかじめ設定しておくことができたりします。
常に使用量が見えれば無駄な電気を使わないよう意識できますし、使用量を設定しておくことで、それ以上の電気を使わないようにもできます。
さらに実量値計算に合わせて、30分ごとの電気使用量がチェックできるなど、キュービクルを導入することで無駄なく電気を使えるようになります。
非常に便利ですので、工場の電気代削減を考えるなら、キュービクルについても一緒に考えてみましょう。

まとめ

工場でかかる電気代は非常に高くなるため、少しでも節約して削減を目指すことが重要です。
まずは電気代の計算方法を知り、毎月の電気代がいくらになるのかを自分で確認できるようになりましょう。
そのうえで実現可能な節約方法を実践し、電気代を下げていく必要があります。
キュービクルも活用するなどしていけば、無理なく電気代を削減できるでしょう。